丹沢山行 2


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今回宿泊したのは、みやま山荘。

この雨でも、かなりの宿泊客の予約が入っている様子。皆さま流石です。

 

「宿に着いたら、いの一番に汗と雨でぐちゃぐちゃになった服を着替えて、皆でのんびりお茶でも飲みたいね」という些細な願いを励みに、エェコラと登頂した私に更なる追い打ち。あまりの雨の強さに、背負っていた荷物の中身すべてが水没していたのである。

ザックカバーをしていたので完全に油断していた。何キロか荷物重くなってんじゃないの!通りで辛いわけだ。

しかもこれは完全に自分のミスなんだけれども、衣類はすべて、布製の風呂敷に包んでいたわけで……(バカ!)。荷物の中で無事だったものは、ビニール袋に包まれた紙の地図のみ。

結局すべて自分の準備不足だったわけだが、こんなことになるとは考えもしていなかった。

 

ずぶ濡れのまま過ごさなければならないのか……と絶望していたが、同じパーティーの仲間が、唇を青くしてチワワになっている女を哀れに思い、余ったTシャツを貸してくれた。ありがてぇ……。

おかみさんからは、「ジップロックは最強よ。何はなくともジップロック。」とご教示いただいた。二度と風呂敷なんて使いません。

 


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単にペチャペチャのお札を乾かしているだけなのだが、何故か不正な手段で得た金に見える。資金洗浄……。(意味が違う)

 


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こちらのお宿はなんといっても御飯が豪華!

品数は多いし、ご飯もお味噌汁もお代わり自由である。山の上で料理を出してもらえるだけでも有難いのに……。山荘の皆さんと、歩荷さんに深く感謝していただく。

 


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お布団もふかふかで、全く寒さを感じない。素晴らしい……。

20:30までだらだらと和やかに過ごし、消灯。

明日は少しでも景色が見えますように、と祈りながら就寝……。