平日の横浜中華街


オープン戦が始まった。勇んで今季、初観戦に行ってきた。

 

嬉しい横浜スタジアム。何が嬉しいって、中華街に寄ることが出来る。

お粥を目的に10:30横浜中華街着。安記でお粥とレバ皿を食べよう、と一直線に向かったものの、シャッターが半開きになっている。……閉まってる?開店が遅れてる?と軽くシャッターの下から覗くと営業中の札が下がっている。いやどっちだよ。目を凝らして店内を伺うと、機材が床に散らばっていた。あ、絶対やってない。

そんなぁ、2日前にはGoogleに写真を上げている人いるじゃないか。

何が何でもお粥食べるぞ、と謝甜記本店へ行き、蝦粥と揚げパンを頼んだら、揚げパンは今無い、と断られてしまった。しゅんとして粥だけいただく。美味しい。

しおしお食べていたら、店主と知り合いらしいおやじが家族友人引き連れて来店。一先ず一杯飲ませてくれと騒ぐが、3月6日まで酒は出さないと断られて固まっていた。「アンタ夜中2時まで飲んでいて運転手にもならなかったんだから、もう飲まなくて良いのよ!」と奥様に叱られていて、それはその通りである。体が温まった。

 

どうも活気のない中華街だ。蔓延防止措置の影響なのは明白で、3月6日まで休業、という店も多い。

そんな静かな中華街の中にあって、ひと際活気づいているのは台湾フードで、どこを向いても大鶏排……大鶏排……だーじーぱい……あといちごあめ。若い子たちに大人気だ。

その傍らで老舗の店はとても静か。衝撃だ。

胃袋が一つしかないのが悲しい。頂好食品で、おやきと胡麻団子、食べたらそのまま戦に向かえそうな位、ナッツとドライフルーツがたっぷり詰まった月餅を買う。

山下町公園では、遊具で遊ぶ親子がいたり、きらきら綺麗な毛並みの鳩が日向ぼっこしていたり、ひたすら謝れ、謝れ、と叫ぶおじさんがいたりと、各々自由に過ごしていて、平和。おやきと胡麻団子を食べる。

 

宝焼酎のお茶割を飲みながら、ぶらぶら横浜スタジアムへ向かう。

こんなに暖かいのであれば、この時期でも野外球場で楽しめるね。素敵。

ひどい試合だったけれど、全然余裕。太陽とビールと野球にピース。

 


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